時空を超えて共生を構想する―日系人研究と社会構想の2年間―
社会構想大学院 修了生の声
学校法人先端教育機構1号館エントランスにそびえる楠。
時空を超えて共生を構想する
― 日系人研究と社会構想の2年間 ―
船本 幸裕(ふなもと ゆきひろ)
総合商社勤務
国家資格通訳案内士
(ポルトガル語)
社会構想研究科
2024年入学
私は、商社で主にずっとエネルギー関連分野で貿易や事業投資に関わるビジネスをしています。国内外で忙しい毎年が過ぎる中で、50代に差し掛かった時に、一度立ち止まって、自分がやりたいこと、自分ができること、時代や社会が求めているものを考えてみました。その3つの輪が重なる部分に、次世代に繋がる日本の社会課題の探究(理論)と解決への行動試行(実践)が浮かび、開設初年度の社会構想研究科の門を叩きました。
社会人にとっての社会構想研究科の2年間は、とても濃密でした。平日昼間は100%ビジネスに没頭し続けながら、夜と週末の講義で教授陣や院生同期と様々な議題を様々な角度で議論してきました。さらに、先行研究の論文や本を読み漁り、自治体にヒアリングに行き、関連学会に参加し、政治家や専門家と意見交換し、研究報告書の執筆では論文主査・副査教授から熱のこもった指導を受けたことなど、今となっては忘れられない貴重な経験です。
研究テーマは、「日本人と日系人の時空共生社会構想―100年後を見据えた幅広い日系人との新たな移民政策の可能性―」です。移民賛否という現代の二項対立に終始せず、100年後の日本社会に根付き得る持続的な共生社会の構築という観点から、世界の日系人との関係に着目しました。そこでは、私自身の経験や知識から、日本人と日系人との関係に注目する中で、その時代と空間を超えた共生関係を「時空共生(じくうきょうせい)」と定義し、日系人は日本人の外にある存在ではないこと、そして日系人という枠組み自体も時代と共に変わっていく点に着目した研究です。今後もさらに視野を拡げ、微力ながら、研究の継続と社会課題の解決に少しでも繋げていければと考えています。
社会構想大学院大学の、理論と実践の両面を意識した、知的刺激が強い多くの教授陣と院生同期からの学びは、今後もビジネスと社会構想の双方において活きてくると思っています。
社会構想NEWS&TOPICS
土曜昼・水曜夜の2クラスを開講。社会人が通いやすい時間帯に授業を実施しています。
実務経験を「教える力」へ―
第18期実務家教員養成課程開講

第18期 実務家教員養成課程が開講しました。平日夜クラス、土曜クラスがスタートし、企業や自治体など多様な現場で培われた知見を、教育へと還元する学びが始まっています。実践知を次世代へつなぐ、院生たちの新たな挑戦に注目です。
実務家教員養成課程の詳細はこちらよりご確認いただけます。
●社会構想研究科
政策を社会・地域に活かす。
●コミュニケーションデザイン研究科
理念に基づく経営・広報戦略。
●実務教育研究科
実務家教員を目指す。
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