教育とキャリア支援を連携させて継続的な学び直しをサポート

未就学児童からシニア層まで幅広い層のSTEAM教育やリスキリング、学び直しを支援しているヒューマンアカデミー。経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」でデジタル分野や日本語教師養成など17講座が対象になり、学び直しやキャリア形成をサポートしている。

キャリア形成では新しいスキル
を学び続けることが不可欠に

濵田 聡

濵田 聡

ヒューマンアカデミー株式会社
社会人教育事業部 部長
2001年入社。「資格取得・就転職の総合校 ヒューマンアカデミー」福岡校拠点長、北九州校拠点長、九州エリア長、西日本営業部長、FC事業及び新規事業責任者などを経て、現職。

ヒューマンアカデミーは、1985年に社会で活躍する人材の育成を目指し創設された。以降、時代や社会の変化に合わせながら800以上の講座を編成。未就学児童から中高生、大学生、社会人、シニア層まで、あらゆるライフステージのSTEAM教育やリスキリング、学び直しを支援している。

近年の社会人の学習ニーズについて、ヒューマンアカデミー社会人教育事業部部長の濵田聡氏は「大きく変化しています」と指摘する。その背景には、人工知能(AI)の急速な発展やデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展がある。

「かつては資格取得のような普遍的なスキルが重宝されましたが、近年は最先端のITやデジタル分野のニーズが急速に高まっています。そして、どの職業でもAI活用が必要になっており、私たちも今後多くの講座にAI活用を組み込んでいく予定です」

また、従来は「スキルの寿命は20年」と言われたが、近年は「5年程度」と大幅に短くなったと濵田氏は指摘する。このため、「一度学んだら終わり」ではなく、キャリア形成では「常に新しいスキルを学び続けるリスキリングが不可欠」という認識が、ビジネスパーソンの間で浸透しつつある。

(※全文:2180文字 画像:あり)

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