自分の内側からパーパスを見出し、戦略的学習力を育む学び

日本初のミネルバ大学大学院卒業生である植山智恵氏。人生100年時代にパーパスとともに生きる大人のラーニングコミュニティ「Project MINT」を運営し、今夏で第8期を数える。プログラムに込めた想いや、21世紀型リスキリングの要所について聞いた。

中学時代の原体験を支えに
エリート街道から飛び出して

植山 智恵

植山 智恵

株式会社Project MINT CEO 代表取締役社長
ソニー勤務後、シリコンバレーでEdtech、次世代教育リサーチ業務、その後ミネルバ大学大学院で学び、初の日本人卒業生となる。Project MINTで徹底的に個の内発的動機を引き出す、大人向けの次世代教育の場とコミュニティ創りをする。Forbesオフィシャルコラムニスト。

── まず、起業の背景やきっかけについてお聞かせください。

植山 新卒でソニーに就職した私は、モヤモヤした気持ちを抱えていました。というのも、高校時代に一年間のオーストラリア留学でメインストリームと異なる道に飛び出したにも関わらず、日本の大学に進学して大企業に勤めるという“社会適応”の道を選んだからです。

(※全文:3415文字 画像:あり)

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