学校運営や地方創生が経験できるキャリア特化型の通信制サポート校

今年4月、通信制高校と連携するサポート校「青楓館高等学院」が兵庫県明石市に開校した。一人ひとりの個性を尊重しながら、総合型選抜(旧・AO入試)のプロが大学進学・起業・留学などの幅広い進路指導を行う。設立・運営を手掛ける岡内大晟代表に話を聞いた。

生徒一人ひとりの個性を尊重し
自分らしく生きる力を養う

岡内 大晟

岡内 大晟

株式会社青楓館 代表取締役
青楓館高等学院 代表
教育実習にて、「社会のことを何も知らない自分が、何を教えられるんだ」と違和感を抱き、就職の道を選択。PR会社に就職後、400人以上の経営者にインタビューを行う。そこで学校教育の真逆(右向け左)の人材が経済を回し、世の中を作っていることを痛感。「個性教育」の価値に気づく。その後、AO入試の専門塾に転職し、合格率100%の校舎を達成。2022年に起業し、2023年4月兵庫県明石市で青楓館高等学院を開校。

── 青楓館高等学院を設立された背景についてお聞かせください。

岡内 学生時代、教育実習に行った高校では、卒業後に就職を選ぶ子どもが多かったため、「社会のことを何も知らない自分が、何を教えられるのか」と違和感を抱き、教員ではなく就職の道を選びました。東京のPR会社に入社し、約400人の経営者と対話する中で、社会で求められる人物像と、学校教育が輩出する人物像に乖離があるということに気づきました。どの経営者も学校教育とは真逆の「右向け左」の方ばかりで、そんな人材が経済を回し世の中を作っているということを痛感したのです。

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