踏み出す勇気と面白がる力を育み次世代の社会を担う人材を輩出する

次世代の社会を担う人材育成を目標とした先進的な学びの場、通信制高校サポート校「HR高等学院」が、2025年4月に開校する。キャリア教育・探究学習などに特化し、踏み出す勇気と面白がる力を原動力に「自らの人生を動かす人」に変えていく。共同設立者の山本将裕氏に話を伺った。

探究学習に特化した
新しい通信制サポート校

山本 将裕

山本 将裕

株式会社RePlayce
HR高等学院 共同設立者/CEO
2010年にNTT東日本に入社。2015年よりNTTグループ内組織活性有志活動「O-Den」を組成。翌年には、大企業若手・中堅社員を中心とした企業内有志団体が集う実践コミュニティONE JAPANの共同発起人となる。オープンイノベーションを推進しベンチャー企業との協業を推進。2020年独立し、フリーランスに。その後NTTドコモに参画し、企業内大学ドコモアカデミー学長としてキャリアオーナーシップ経営アワードの受賞、はたらく部を2024年にスピンアウトし株式会社RePlayceを創業。

── 「HR高等学院」を開校される背景をお聞かせください。

山本 根底に現状の偏差値教育を変えたいという想いがあります。昨年発表された「PISA2022」(OECD実施の国際的な学習到達度に関する調査)のランキングで、日本の数学的リテラシーは世界トップレベルでしたが、自律学習への自信は37カ国中34位となっています。企業内での人材開発で得た知見を注ぎ、世界水準の課題解決能力をもつ人材を育てるために本当に必要な教育は何か、追求しようと思いました。今回、通信制高校・鹿島山北高校さんとの提携で、高卒資格取得制度を実装することができまして。キャリア教育やアントレプレナーシップ教育、企業連携PBLなど探究学習に特化した学校を設立する運びとなりました。

(※全文:2322文字 画像:あり)

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