子どもも大人も思わず打ち込む ICTを活用したクリエイティブな学び

あらかじめしっかりと用意したカリキュラムではなく、子どもと大人とで一緒になって、深めて学ぶ。そんな取り組みをデザインする、元公立学校教員で一般社団法人SOZO.Perspectiveの代表理事・海老沢穣氏と新渡戸文化学園 VIVISTOP NITOBE チーフクルー・山内佑輔氏に学びへの思いを聞いた。

やりたいことに
限界なく挑戦できる場を

海老沢 穣

海老沢 穣

一般社団法人SOZO.Perspective代表理事/新渡戸文化学園NITOBE FUTURE PARTNER
iPadの授業での活用を中心に、ICTを活用した新たな授業デザインの提案と実践を行なっている。2021年3月まで特別支援学校の教員を25年務め、2017年にAppleのテクノロジーを活用した教育分野のイノベーターである Apple Distinguished Educator に認定。2021年4月から現職。東京都立特別支援学校外部専門家。

── 2021年に一般社団法人を設立した背景をお聞かせください。

海老沢 私は25年間、特別支援学校で教員をしてきました。ICTはインプットのツールだと捉えられがちですが、授業で活用してみると、子どもたちの思いや個性を表に引き出せるものだと感じるようになりました。GIGAスクール構想前の2017年、遊びと学びを区別しないで、何かもっとおもしろい方法でICTを使っていきたいという思いで、山内さんと一緒に、教員を中心にしたコミュニティ、SOZO.Ed(ソウゾウエド)をつくりました。

(※全文:3430文字 画像:あり)

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