メタバース空間で誰もが自分らしく学べる学校を

2023年4月、バーチャルIP事業・メタバース事業を展開するBrave groupの子会社であるMetaLabが運営する“メタバースの学校”「MEキャンパス」が開校した。学びを妨げるハードルをなくし、誰もが自分らしく学べる空間を提供する。MetaLabの田久保氏にメタバース×教育の可能性を聞く。

メタバースの技術を活用し
コミュニティで学ぶ

田久保 健太

田久保 健太

株式会社MetaLab 取締役
成蹊大学文学部で「中学校教諭一種免許状(英語)」と「高等学校教諭一種免許状(英語)」を取得。卒業後、2009年株式会社サイバーエージェントに入社。その後、サイバーエージェントでアバターサービスのAmebaピグなどの業務に携わる。2017年に株式会社リクルートに入社。スタディサプリのオンラインコーチング領域の事業責任者としてスタディサプリを活用した中高生向けの学習支援サービスの運営に従事、2023年から現職。

── メタバースの学校「MEキャンパス」開校の背景を教えてください。

田久保 子どもの数は年々減少しているにも関わらず、不登校の児童・生徒数は毎年過去最多記録を更新しています。全日制やこれまでの通信制とは異なる新たな学びの場が、選択肢として必要になっていると感じます。「MEキャンパス」は、メタバース空間でアバターを使って学校生活を送りながら、動画教材や課題制作を通じてメタバースクリエイターとしての実践スキルや専門的な技術を学べる学校です。提携通信制高校との同時入学で高卒資格の取得も可能となっています。

(※全文:2171文字 画像:あり)

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