教育起業家と元小学校教諭が挑む、次世代のオルタナティブ・スクール

2022年4月、東京・世田谷区砧公園隣にオルタナティブ・スクール「HILLOCK(ヒロック)初等部」が開校した。自然に触れながら、「探究&教科」の学びを通して基礎学力と探究心を養成する。設立・運営を手掛けるソダチバ・プロジェクト堺谷武志代表理事に、話を聞いた。

福利(=well-being)を
広げていく学校づくり

堺谷 武志

堺谷 武志

特定非営利活動法人ソダチバ・プロジェクト
代表理事
都市銀行(現:三菱UFJ銀行)で米国2年、シンガポール3年の駐在後、国際ビジネス(アジア戦略立案、海外事業買収等)を10年に渡り従事。独立後に創設した公園隣接型プリスクール「キッズアイランド」は15年間で1,200名の子どもが門をくぐる。2019年3月NPO法人ソダチバ・プロジェクトを設立し、ヒロックの運営母体に。2019年4月ヒロック・キンダースクール設立、2022年4月ヒロック初等部設立。京都大学工学部卒、南カリフォルニア大学経営学修士、保育士。

── HILLOCK初等部を開校した理由をお聞かせください。

堺谷 私は元々銀行員でしたが、2006年に起業して、世田谷区駒沢公園に隣接する場所で英語保育のプリスクールを設立しました。その後、2019年に幼稚部「Hillock Kinder School(ヒロックキンダースクール)」を設立し、2022年4月、世田谷砧公園に隣接する場所に初等部を開校しました。

(※全文:3484文字 画像:あり)

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