社会構想大 派遣責任者&修了生の声 鹿島建設 広報室
社会構想大学院 派遣責任者&修了生の声

多様な人材こそが、
広報の質を変える。
建設という事業は、生活者が日々その名を目にする類のものではない。それでも、人材の獲得も、事業への理解も、社会との接点なしには成り立たない。
BtoB企業の広報は、誰に向けて、何を語るのか。鹿島建設 広報室で社外広報とCSRを担う庄司優子氏が、本学で二年間向き合ったのは、その問いだった。研究成果報告書のテーマは「BtoB企業におけるオリジナルキャラクター活用の意義」。建設業界特有の採用課題という、実務の問題意識から出発している。 派遣を決めたのは、広報室長の田辺義晴氏。リスク管理の畑から広報室長になった当初、経験だけでは触れられない領域があると痛感したという。体系的な学びが要る。そう考えて社内を見渡し、白羽の矢を立てたのが庄司氏だった。2024年に入学した庄司氏は今年3月に修了し、7月からは広告担当として新たな業務に取り組んでいる。学びを終えて戻った広報室で何が変わったのか。田辺氏と本人に聞いた。
修了者の声(コミュニケーションデザイン研究科※)
誰に向けて、
何を語るのか。
庄司 優子 氏
広報室 社外広報・CSRグループ
── 2年間の大学院での研究は、日々の仕事にどのように表れていますか。
庄司 正直に言えば、入学前は研究成果報告書をここまで本格的に書くとは想定していませんでした。「聞いてないんですけど」と田辺に言いに行ったほどです。労働時間の調整など、社内の仕組みづくりから始まりました。テーマは「BtoB企業におけるオリジナルキャラクター活用の意義」です。建設業界特有の採用課題という実務の問題意識から出発し、キャラクターを切り口にBtoB企業のブランディングを研究しました。この二年間、ステークホルダーとどう向き合うべきかを考え続けました。その経験がいちばん残っています。相手にどう受け止められるかを、以前より一段深く考えるようになりました。7月から広告担当に移りましたが、不安がないわけではありません。ただ、自分自身が成長できたという実感はあります。田辺の期待にも、自分自身の期待にも応えていきたいと思っています。 ※2027年4月に広報コミュニケーション研究科へ名称変更予定
広報部門責任者(派遣責任者)の声
一段上のステージへ、
ステップアップ。
田辺 義晴 氏
広報室 室長
── 広報を専門とする修士課程を修了された庄司さんについて、いまの印象をお聞かせください。
田辺 私自身、リスク管理の畑から広報室長になった人間です。着任した当初、経験だけでは触れられない領域があると痛感しました。体系的な学びが要ると考えて、社内で見込みのあった庄司に進学を勧めました。論文のテーマ相談で頻繁にやりとりする中で、庄司の発言がどんどん論理的になっていくのが分かりました。何かを言う時に、必ず根拠や裏付けを求めるようになる。ああ、一段上のステージに脱皮したなと。企業の広報には、体系的に学んだ人、経験で身につけた人、他の部署から異動してきた人と、多様な人材が必要だと思っています。大学院で学んだ人材は、そのうちの一つのピース。その多様な人たちがコミュニケーションを図ることで、仕事の成果は大きく変わる。社会に受け入れられる広報活動につながっていくと感じています。
●社会構想研究科
政策を社会・地域に活かす。
●コミュニケーションデザイン研究科
理念に基づく経営・広報戦略。
●実務教育研究科
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