大学経営にコミットし改革を牽引 いま必要な「攻めの財務」とは?
私立大学の約半数が定員割れの状態にあるとも指摘されている中、学校法人瓜生山学園は、私立の通信制大学で最も多い学生を擁する京都芸術大学などを運営、健全な経営体制のもと教育環境への投資を進めている。キーパーソンの一人である財務担当理事の髙久正史氏に話を伺った。
30億円から140億円に急成長
京都芸術大学躍進の背景
髙久 正史
学校法人瓜生山学園 財務担当理事
筑波大学卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に就職。その後、学校法人瓜生山学園に転職し、長年、財務担当理事を務める。また、学校法人東北芸術工科大学の財務担当理事も務めている。学生募集をはじめ大学経営に広くコミットし財務の健全化を牽引。また、役割等級制度の導入など組織改革にも携わっている。
芸術大学として日本初の4年制通信教育課程を設けた京都芸術大学。同大学を運営する学校法人瓜生山学園は、同大学のほか、京都芸術大学附属高等学校、京都芸術デザイン専門学校、京都文化日本語学校、認可保育園こども芸術大学、認可保育園守山こども芸術大学を運営している。
大学経営の主な収入は学生生徒納付金だ。1998年に通信教育課程を開設する前年の京都芸術大学の学生生徒納付金収入は30億円規模だったが、現在(2025年度)は140億円規模と大きな飛躍を遂げた(図表は瓜生山学園の収入・収支差額の推移)。
(※全文:2270文字 画像:あり)
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