西武文理大学 異色の経歴を持つ新学長が挑む 地域とつながる大学経営
2026年4月、起業家や経営者として、組織を率いてきたハンサリ・ギオーム氏が西武文理大学の学長に就任した。ホスピタリティを基盤に「思いやりのある起業家精神」を持つ人材の育成や、AIを活用した学びの個別化、地域企業との連携に取り組んでいる。就任の背景や今後の展望を聞いた。
経営の現場で育んだ視点を
大学教育の改革へ
ハンサリ・ギオーム
西武文理大学 学長
フランス出身。2006年コンピュータサイエンス修士課程修了後に来日。2008年に東京でゲーム開発会社Wizcorp Inc.を創業。2014年にフランス企業Ankamaへ売却後、2019年にKeywords Studiosグループに参画し、日本法人のカントリーマネージャーとして約450名の組織を統括。2025年より西武文理大学で起業家精神を教え、2026年4月学長就任。趣味は、ギター、パン作り、起業家の育成、スタバアプリのスタンプ集め。
── 2026年4月、学長に就任された背景をお聞かせください。
ハンサリ 私はフランス出身で、2006年に来日してから今年で20年になります。自分にとっても一つの区切りであり、新たな挑戦に進む良い機会だと感じています。もともと教育には強い関心があり、子どもの頃は数学の先生になりたいと思っていました。大学では数学とコンピュータサイエンスを学び、プログラミングの分野で修士号を取得しました。
一方で、漫画やアニメを通じて日本に興味があったため、卒業後、ワーキングホリデービザで来日しました。IT企業勤務を経て2008年に起業し、オンラインゲーム開発会社として成長させた後、2014年に売却。その後、Keywords Studios日本法人の代表として、約30カ国・450人のスタッフを統括してきました。
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