社会を知り、自分を知る 中高生向け探究プログラム「TWICE PLAN」

株式会社トゥワイス・リサーチ・インスティテュートが提供する「TWICE PLAN」は、 10年以上の歴史を持つ中高生向けの老舗プログラム。体系化された20種類以上ものワークを通じ、 生徒が社会と自分自身について理解を深めるのをサポートしている。プログラムの特徴について、 同社専務取締役の西崎敦文氏に聞いた。

探究学習の普及前から
活動してきた先駆者

西崎 敦文

西崎 敦文

株式会社トゥワイス・リサーチ・インスティテュート 専務取締役
1975年生まれ。京都産業大学経営学部卒業後、広告会社に就職。その後、教育会社にて営業及び学校サポート、研修等を経験。教室で出会う学びの創造性と豊かさに感銘を受け、教育の仕事にのめり込む。2010年、株式会社トゥワイス・リサーチ・インスティテュート設立に参画。2017年、同社専務取締役に就任。学校だけではなく企業や自治体など社会全体を巻き込み、学校に創造的な学びを拡げるべく、日々邁進している。

トゥワイス・リサーチ・インスティテュートは2010年設立。設立当初から、中学校・高校向けに探究学習プログラム「TWICE PLAN」を提供してきた。同社専務取締役の西崎敦文氏は、その道のりを次のように振り返る。

「前職の教育会社でも、総合学習や課題解決型の授業をサポートしていました。総合探究が総合学習と呼ばれていた時代です。教科学習以外のことを考える先生はまだ少数で、一部の先生だけが座学のみではない実践的な授業をしようと奮闘している状況でした。『時代の変化を考えると、今こそ新しい学びを取り入れる必要がある。そのための教材があれば』。そのような先生方の声に応える形で『TWICEPLAN』が誕生しました」

今では教科以外の学びへの抵抗もなくなり、…

(※全文:2185文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。