探究型のICT人材を育成する神戸情報大学院大学の探究実践
「ICT×探究力」を通じて、国内外の社会課題を解決するICT人材を輩出してきた神戸情報大学院大学(KIC)。KICが実践する独自の「探究実践プログラム」はアフリカ各地で普及が進みつつあり、その課題解決手法に国内外で注目が集まっている。
「ICT×探究力」を通じて
社会課題を解決する人材を育成
内藤 智之
神戸情報大学院大学(KIC)は、2005年にICTに特化した専門職大学院として開学。「Social Innovation by ICT & Yourself」をコンセプトに掲げ、社会課題を解決できる探究型のICT技術者を育成するために、「ICTの基礎知識と応用技術」、「社会の課題に関する知見」、「これらを使って現実の課題を発見し解決する能力」を身につける教育を実践している。
「本学は全体の6割が留学生です。日本では、極めて珍しい多様性にあふれた学生構成です」と神戸情報大学院大学副学長の内藤智之氏は話す。
アジアの学生はもちろん、アフリカ諸国や中東地域からも多くの学生を受け入れており、学生の出身国は80か国を超える。
KICでは、「情報システム修士(専門職)」の学位取得を目指す2つのコースを設置。…
(※全文:2253文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。