AIと探究学習支援 モバイル×AIが拓く多様な探究
AI、情報デザイン、教育の専門知を融合して開発した教育アプリを事例に、地続きな学習とAIが多様な探究を支援する可能性を紹介します。
探究学習における
問いづくりの難しさ

澄川 靖信
拓殖大学工学部情報工学科 准教授
神奈川県生まれ。東京理科大学大学院理工学研究科博士後期課程を経て2015 年に博士号(理学)を取得。2024年4月から拓殖大学工学部情報工学科准教授に就任。プログラミング言語処理系、歴史情報学、歴史学習向けの機械学習を研究。全国社会科教育学会で論文賞、第12回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラムで優秀論文賞を受賞。

吉川 遼
愛知淑徳大学 人間情報学部 助教
長野県生まれ。2023年4月から愛知淑徳大学人間情報学部感性工学専攻助教に就任。Web技術を用いた情報デザイン手法について研究。反転授業向けゲーム教材、HyFlex型授業支援システム、VR向け立体Webブラウザを開発。日本教育工学会で論文賞を受賞。修士(学際情報学)。

池尻 良平
広島大学大学院 人間社会科学研究科 准教授
大阪府生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程を経て 2014 年に博士号(学際情報学)を取得。2024年4月から広島大学大学院人間社会科学研究科准教授に就任。日本教育工学会理事。歴史学習、認知心理、ゲーム、デジタルの融合領域を研究、歴史を現代の問題解決に応用できる教材を開発。日本教育工学会、日本教育メディア学会、全国社会科教育学会で論文賞を受賞。
社会の変化が速くなるにつれ、子ども達に必要な能力が近年大きく変化しています。その1つが探究する力です。これは、自分で問いをつくり、自分で創造的に解決する能力のことです。企業の寿命が短くなっていたり、社会情勢の変化が激しくなっていたりするこれからの時代において、探究する力はますます重要になってくるでしょう。
(※全文:3782文字 画像:あり)
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