先端技術に触れる喜びと「なぜ?」という疑問で探究学習を駆動

多様な業種の職場や歴史的建造物など、実在する空間のデジタルツインを子どもたちに探検させ、先端技術に触れる喜びと、その中で生まれた疑問を原動力に探究学習のサイクルを回す「デジ探360」。提供する株式会社SUN Reality代表取締役社長の西條康介氏に、理念や開発経緯について聞いた。

最新のVR/デジタルツイン技術を
用いた探究学習プログラム

西條 康介

西條 康介

株式会社SUN Reality 代表取締役社長
1974年生まれ。1998年一橋大学商学部卒業、株式会社JTB入社。法人営業、添乗等を経験した後、2001年株式会社ベンチャー・リンク入社。多数の事業立ち上げに従事した後、全国の学校法人の経営支援部署の責任者を務める。学校法人三幸学園の「キッズ大陸」立ち上げにGMとして関わったのを機に、2014年同学園入職。教育分野の新規事業開発を多数手掛け、事業開発部部門長などを務める。2020年株式会社SUN Realityを設立、代表取締役社長に就任。現在に至る。磐田市教育委員会アドバイザー。大阪万博ESD、横浜園芸博覧会教育プログラムほかオリジナルプログラムの開発、授業実践、教職員研修と幅広く教育活動を行っている。

デジタル技術が生活の隅々にまで浸透し、社会のインフラとなっていくこれからの時代、生き抜いていくためには探究の力に加えてデジタルリテラシーが必要だ。それならば、探究学習の手段に先端技術を用いれば、その2つを同時に身に付けることができ、一石二鳥ではないか。それに、先端技術に触れることはそれ自体が楽しく、学びの原動力にもなる。

(※全文:3853文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。