子どもと大人が一緒に探究する 社会につながるプロジェクトの挑戦
大阪を中心に活動するLFICでは、子どもたちと社会がつながる、教科を横断した探究的な教育プログラムを展開している。農家やメーカー、デザイナー、流通など社会で活躍する大人たちと協働するプロジェクト『農Coラボ』は学校の総合学習の授業にも提供。代表理事の藪﨑喜子氏に話を伺った。
プロフェッショナルな大人と
子どもが共創・探究する場に
藪﨑 喜子
「The Lab of Future Innovators and Creators」(通称、LFIC〔エルフィック〕)は2019年に設立。社会貢献意識の高いプロフェッショナルな大人と子どもが出会い、実社会で「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けて共創・探究する多様な学びの機会を創る活動をしている
設立のきっかけは代表の子育て経験からだった。藪﨑氏は2017年にワーキングマザーらと、親子で参加できるイベントを企画し、活動していた。しかし翌年、中学1年の長女が「学校に行きたくない」と言う。長女は小学校高学年では対話中心のアクティブ・ラーニング型の授業を受けていたが、中学校は受け身の授業。また、現代の価値観とそぐわない校則もあり、違和感を持ったようだ。
(※全文:2188文字 画像:あり)
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