気仙沼を学びのフィールドにアクションと対話で問いを深める
気仙沼を拠点に多様な学びの場づくりに取り組む一般社団法人まるオフィス。震災復興を起点としたまちづくりから教育事業へと軸足を移し、現在は中高生への探究的な学びの支援や地域での体験機会の創出を進めている。代表理事の加藤拓馬氏に活動の背景などを聞いた。
震災ボランティアから気仙沼へ
まちづくりから教育事業への転換
加藤 拓馬
一般社団法人まるオフィス 代表理事
1989年、兵庫県生まれ。早稲田大学卒。2011年、東日本大震災を機に宮城県気仙沼市へボランティアとして新卒移住、復興支援に従事。2015年、一般社団法人まるオフィスを設立、代表理事に就任。まちづくりの人材育成、移住支援、教育事業を起業。現在は、小中高生が地域に繰り出す探究活動や体験活動を支援している。宮城県社会教育委員。社会教育士。
── 「10代が『夢中』を見つけられる社会」をビジョンに2015年に法人を設立した背景をお聞かせください。
加藤 2011年の東日本大震災がすべての始まりでした。私は当時、気仙沼の出身ではありませんでしたが、同年4月に災害復興ボランティアとして現地に入り、そのまま復興まちづくりに関わるようになりました。
当初は任意団体として活動し、拠点としていた唐桑半島で、漁業の手伝いや地域イベント、若者支援など、いわば「何でも屋」として幅広く関わってきました。こうした活動を続ける中で、事業を加速させる必要性を感じ、2015年4月に法人化に踏み切りました。当時は地元の中学生や小学生とも関わりながら、復興まちづくりを目的とした団体としてスタートしています。
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