多様な人材の力を核に、空間創造の領域を広げる
乃村工藝社は、空間づくりにおいて、設計や施工にとどまらず、構想から運営まで一貫して手掛けるとともに、国内外のグループ企業との連携を通じた事業領域の拡大や海外展開を進めている。その基盤となるのが、多様な人材がそれぞれの得意分野で力を発揮する体制だ。「一人ひとりの『クリエイティビティ』を起点に空間のあらゆる可能性を切り拓く」というビジョンのもと、次の時代に向けた人材活用の方針を、奥本清孝社長に聞いた。
万博で培った蓄積を
次の挑戦につなげていく
乃村工藝社 代表取締役
社長執行役員 奥本清孝氏
乃村工藝社は1892(明治25)年、乃村泰資によって創業された。大正期には、当時大衆の娯楽として人気を集めていた菊人形の大規模な演出を手がけ、昭和に入ると博覧会の展示や百貨店の催事へと事業を広げていった。
「万博という最先端の仕事に携わる中で、会社そのものが成長してきました。この歩みを社会や社員へ継承する場として、大阪事業所内に『EXPO GALLERY』を開設しました」
乃村工藝社 代表取締役 社長執行役員の奥本清孝氏はこう振り返る。同ギャラリーには歴代の博覧会に関する資料およそ2万点を収蔵し、当時の図面やデザインスケッチ、竣工資料などを通じて、社員が自社の歩みを実感できる場になっている。
(※全文:2693文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。