中西製作所 社員は自ら決めて動く 挑戦の責任は経営が引き受ける
厨房の設計から機器の製造、保守までを一貫して手がける中西製作所。同社は、新たな挑戦を続けるとともに、社員一人ひとりにも挑戦し続ける姿勢を求める。社員が「ファーストペンギン」として一歩を踏み出すために、経営は何を担うのか。中西一真代表取締役社長に、その考えを聞いた。
それぞれの現場から挑戦する
ファーストペンギン
中西 一真
株式会社中西製作所 代表取締役社長
1981年9月生まれ、大阪府出身。創業家出身の5代目社長。2004年に関西学院大学商学部を卒業し、2008年に中西製作所へ入社。2016年管理部長、2017年代表取締役副社長を経て、2018年6月、36歳で代表取締役社長に就任した。
中西製作所は、学校給食センターをはじめ、病院や事業所、外食チェーンなどの厨房を支える総合厨房機器メーカーである。給食センターのレイアウト設計や厨房機器の設計・製造・販売から、試運転、保守・修理まで、調理に関わる事業を一貫して手がけている。
中西一真代表取締役社長が社員に繰り返し伝えているのは、全員が「ファーストペンギン」であれということだ。一般的に「ファーストペンギン」とは、群れに先駆けて海へ飛び込む挑戦者を指す。しかし、中西氏が思い描くのは、一人の先駆者に全員が続く姿ではない。社員一人ひとりが、それぞれの方向へ飛び込んでいく組織である。
「型にはまらず、それぞれが得意な領域や発想で自由に一歩を踏み出していいのです。私も、いつも斜めに走るつもりで走っています。失敗を恐れて立ち止まるより、走っている中で柔軟に軌道修正しながら次の可能性を探るほうが重要です」
(※全文:2218文字 画像:あり)
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