AIHO 食べる楽しみや喜びを未来へ 自ら動く人材を育む

学校や病院、食品工場の厨房を70年以上支えてきたAIHO(アイホー)。2024年に社長に就任した宮﨑眞嗣氏は、父の経営理念を受け継ぎつつ、新たにミッション・ビジョン・バリューを策定し、人事制度も一新した。AIHOの人材マネジメントと、未来への展望を聞いた。

父が掲げた経営理念を継承
食べる喜びを未来へつなぐ

宮﨑 眞嗣

宮﨑 眞嗣

株式会社AIHO 代表取締役社長
1977年生まれ。経営企画室長、海外本部長を経て、2024年8月に株式会社AIHO 代表取締役社長に就任。

AIHOは1953年、愛知県豊川市で自動車関連部品メーカーとして創業した。1950年代後半に厨房機器事業へ転換し、現在は炊飯、学校給食、病院・福祉給食を中心に事業を展開する。厨房機器の開発・製造から販売、メンテナンスまでを一貫して担い、学校や病院、食品工場などの食を支えている。

AIHOは「忖度・卓然・全一」を社是に掲げる。なかでも「忖度」は、宮﨑眞嗣社長の父が座右の銘としていた言葉だ。AIHOはその意味を「相手の身になって考え、行動をしよう」と説明している。宮﨑氏は「忖度とは本来、相手の心を推し量り、それに合わせて行動するというポジティブな意味です」と語る。

宮﨑氏は、父が定めた社是を社員の行動指針として大切にしてきた。一方で、会社が将来目指す姿も示したいと考え、2024年の社長就任後、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を策定した。

ミッションは「食べる楽しみや喜びに溢れる社会を創造する」。ただ栄養を摂るだけでなく、大切な人と食事を共にする。その空間に価値がある。「厨房機器メーカーとして、食べる楽しみや喜びを守り続けたいのです」と、宮﨑氏は語る。

(※全文:1898文字 画像:あり)

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