人生100年、現役80年の時代 「学び続ける」ことの意義とは?

これからの時代、「知の再武装」によって既存の価値観、慣れ親しんだ世界から脱却することが求められる。自身の会社を経営するとともに、多摩大学大学院教授も務める徳岡晃一郎氏に、人生100年時代のライフシフト、大学教員というキャリアの可能性について話を聞いた。

現役が80年続く時代、「知の再武装」が求められる

──これからの時代、「学び続ける」ことの意義について、どのように考えておられますか。

徳岡晃一郎

徳岡晃一郎

株式会社ライフシフト CEO
多摩大学大学院 教授・学長特別補佐
日産自動車人事部、欧州日産を経て、フライシュマン・ヒラード・ジャパンにて SVP/パートナー。2006年より多摩大学大学院教授、研究科長を経て現職。野中郁次郎名誉教授との共同研究による MBB(思いのマネジメント)の第一人者。著書に『MBB:思いのマネジメント』(野中郁次郎名誉教授、一條和生教授との共著)、『ビジネスモデルイノベーション』(野中名誉教授との共著)、『人工知能×ビッグデータが「人事」を変える』(福原正大氏との共著)、『イノベーターシップ』、『40代からのライフシフト』など多数。東京大学教養学部卒業。オックスフォード大学経営学修士。

人生100年時代とは現役で80歳まで働かなければならない時代であり、キャリアプランの見直し、学び直しが不可欠となります。人生の終わりが延びる中で、貧困や孤立、病気といったリスクを減らすには、高齢になっても価値を生み出し続けられる人材になり、社会とのつながりを保ち続けなければなりません。

これからは現役80年を見据えて早い時期からシフトチェンジを図ることが重要であり、私は40代から準備を始めたほうが良いと考えています。自分で疑似定年を設けて40代で転職したり、社会人大学院に通ったり、副業・兼業をしたり、NPO/NGO やボランティアを経験したりして「知の再武装」を進める必要があります。

また、テクノロジーは急速に進化しており、それに追いつくためにも勉強が欠かせません。さらには、ポストコロナのニューノーマルの時代に突入し…

(※全文:2198文字 画像:あり)

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