関西学院大学専門職大学院の実務家教員採用、教育力や共同研究を行う能力を

関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科は、ビジネススクールとアカウンティングスクールから成り、アカデミック教員と実務家教員が50%ずつを占めている。アカデミック教員と実務家教員はそれぞれの強みを活かして共に教育や研究に取り組み、相乗効果を発揮することが期待されている。

アクション・リサーチをベースに研究や授業に取り組む

佐藤 善信

佐藤 善信

関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授
1981年、神戸商科大学大学院 経営学研究科 博士後期課程単位取得退学、流通科学大学教授を経て2005年より現職。1993年9月より1年間、ビジネススクール(BS)の教育・運営を研究するために、ヴァージニア大学ダーデン BS に留学。帰国後、1996年より流通科学大学中内 BS 校長を2期務める。日本商業学会学会誌『流通研究』元編集長、日本マーケティング学会理事。博士(経営学)兵庫県立大学。

2005年に専門職大学院として設置された関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科には、「ビジネススクール(経営戦略専攻)」と「アカウンティングスクール(会計専門職専攻)」の2専攻がある。このうちビジネススクールには、社会人を対象に多様なプログラムを提供する「企業経営戦略コース」と大学新卒者や外国人留学生を対象に英語で授業を行う「国際経営コース」がある。さらに実践型研究者を養成する場として「先端マネジメント専攻(博士課程後期課程)」も設置されている。

「私たちの研究科はアカデミック教員50%、実務家教員50%で構成され、これらの教員は共同研究を行ったり、会議などで互いの立場から情報共有しています。私はアカデミック教員で、研究テーマの選び方や教育について…

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