東大生160人が参加の宇野ゼミ、アウトプットを重視で自主性を尊重

大和総研で働きながら、東京大学の非常勤講師を務める宇野健司氏。通称「宇野ゼミ」は学生同士によるディスカッションなど、アウトプット中心の教育を提供し、大人気となっている。宇野氏は「人に教えることが自らの成長につながり、人生を豊かにする」と語る。

米国に留学して体験した、日本とは異なる教育のあり方

宇野 健司

宇野 健司

株式会社大和総研 リサーチ本部 副部長
東京大学 非常勤講師
1985年早稲田大学卒業。1992年ニューヨーク市立大学大学院(MBA)修了。MBA 取得後に大和総研に入社し、1995年には証券アナリストジャーナル賞を受賞。2004年より大学での連携講座(無償)を提供。現在は大和総研リサーチ本部副部長を務める傍ら、東京大学の非常勤講師として通称「宇野ゼミ」を担当。同様の講義を東北大学・北海道大学・上智大学などでも展開している。

大和総研リサーチ本部の副部長、宇野健司氏はライフワークとして大学の非常勤講師を務めている。それは無償のボランティアでの教員職だが、教育にかける熱量は凄まじい。東京大学で担当している授業「問題解決のための思考法」、通称「宇野ゼミ」は160人余りの学生が在籍するほどの人気だ。

宇野ゼミはアウトプットを重視し、学生の自主性を最大限に尊重する。毎週異なるケース教材を読んで学生同士がディスカッションを行い、フィードバックも学生たちが行う。宇野氏が話すのは最後の20分間のみで、何かを教えるというよりは考え方のヒントや新たな視点を提供し...

(※全文:2199文字 画像:あり)

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