起業分野の専門職大学院に聞く、実務家教員の採用基準とは?

実務家教員はどのような過程を経て採用されるのか? 採用されるためにはどのような資格やスキルが求められるのか? 2020年度に専門職大学院「社会起業研究科」を新設した相模女子大学大学院の教授、金森剛氏に話を聞いた。

金森 剛

金森 剛

相模女子大学大学院 社会起業研究科 研究科長・教授
専門はマーケティング戦略、事業開発・商品開発。博士(経営学)。株式会社野村総合研究所でのコンサルタントや事業部長を経て2008年より本学教員。主要著書は『ネットコミュニティの本質』(白桃書房)、『マーケティングの理論と実際』(共著、晃洋書房)、『共感ブランド』(白桃書房)など。

ソーシャルアントレプレナーを育成する新たな専門職大学院

2020年4月に、男女共学の専門職大学院として「社会起業研究科」を開設した相模女子大学大学院。開設の背景について、同研究科の金森剛教授はこう語る。

「社会的にリカレント教育のニーズが高いと感じており、大学として社会人教育に本格的に乗り出したいと考えていました。その際に、本校は地域貢献活動が非常に盛んなので、そのノウハウを活かして社会貢献型の事業に携わる社会起業家を育てようということで、開設しました」

(※全文:2502文字 画像:あり)

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