働きながら博士号を取得 キャリア転身を実現、活躍の場を広げる

富士ゼロックスに勤めながら大学院に通い、博士号の取得をきっかけに、キャリア転身を果たした都丸孝之氏。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の特任准教授を務める都丸氏が語る、社会人が博士号を取得する意義、求められる努力とは──。

指導教員とはこまめに研究相談、モチベーションを維持

都丸孝之

都丸孝之

慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科 特任准教授
富士ゼロックス株式会社を経て現職。米スタンフォード大学の故石井浩介教授のもとで顧客価値分析を活用した事業創出および製品企画プログラムに参画し、その後国内の複数の企業、自治体に導入。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)では、地域創生をテーマにした PBL(Project Based Learning)および顧客価値分析手法を用いた新事業創出プログラムを展開。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程修了。博士(システムエンジニアリング学)。

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)の特任准教授、都丸孝之氏は富士ゼロックスで働きながら社会人学生として SDM に通い、博士号を取得した。著書『働きながらでも博士号はとれる』には、自身の経験をもとに仕事と大学院生活を両立させ、博士号取得を実現するための実践的なノウハウが詰まっている。

社会人が博士号を取得するためには、体力や気力の維持、時間のやり繰り、仕事とのバランス配分など、さまざまな難題をクリアしなければならない。それでも博士号を取得する意義とは何なのだろうか。

「いろいろな分野を学びながら自己研鑽を重ねる学士課程と違い、博士課程では1つの研究テーマを深く掘り下げます。特定の分野を極めることで、大局的な視野や論理的思考能力が養われる。そうした能力や経験は…

(※全文:2200文字 画像:あり)

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