『デジタル・シティズンシップ』

『デジタル・シティズンシップ
コンピュータ1人1台時代の善き使い手をめざす学び』
坂本旬・芳賀高洋・豊福晋平・今度珠美・林一真 著/168頁/1700円+税/大月書店
「デジタル・シティズンシップ教育」とは何か。世界の教育界では既によく使われている言葉で、この考え方が浸透しつつあるらしい。だが日本ではまだ、十分な研究が進んでいないのが現実だ。「日本で初めてのデジタル・シティズンシップ教育解説書」をうたう本書は、その考え方を紹介するとともに、今後の理論的・実践的研究の礎となることを目指している。
「デジタル・シティズンシップ」を日本で馴染み深い言葉に置き換えると、最も近いのは「情報モラル」だろう。だが「情報モラル」は、例えば「スマホ依存は悪」といった…
(※全文:1803文字 画像:あり)
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