海洋分野の諸問題を解決する海のグローバルリーダーを育成

脱炭素社会や循環経済への移行に向けて、海洋資源の開発や海洋プラスチックごみ問題に注目が集まる中、神戸大学は2021年度に海洋政策科学部を新設した。海洋分野のグローバルリーダーの育成を目指す同学部長の阿部晃久教授に、新学部設立の背景や学びの特長などを聞いた。

地球規模の課題を解決する
海洋分野のリーダーを育成

阿部 晃久

阿部 晃久

神戸大学 海洋政策科学部長 教授
東北大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。1991年に神戸商船大学助手に着任後、神戸大学との統合を経て、2007年海事科学研究科教授、2020年に研究科長に就任、現在2期目。2021年度から海洋政策科学部長を兼務。主な研究分野は「船舶海洋工学」。

練習船を保有する国内有数の国立総合大学である神戸大学。国際港湾都市・神戸に立地する大学として長年培われてきた海技教育の伝統を継承しつつ時代に応じた教育研究を推進するため、2021年4月に従来の海事科学部を改組し、海洋政策科学部を新設した。

「本学部の成り立ちは、1917年に神戸市・深江にて設立された川崎商船学校に遡ります。その後、神戸高等商船学校を経て神戸商船大学が誕生し、2003年に神戸大学と統合。今日まで100年以上の歴史と共に海技教育が受け継がれてきました」と神戸大学海洋政策科学部長の阿部晃久教授は話す。

四方を海で囲まれ、資源の乏しい我が国にとって、…

(※全文:2541文字 画像:あり)

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