成長産業への挑戦を後押し 次世代IT・SaaS×営業人材育成

コロナ禍で新しい働き方が広がる中、新たな営業職への求人ニーズが高まっている。ニューノーマル時代に求められる営業スキルや営業人材育成の課題について、IT・SaaS営業に特化したキャリアスクールを手掛けるZENFORCEの荻野代表に聞いた。

大手企業の優秀な若手を中心に
ITスタートアップの転職気運が加速

荻野 嶺

荻野 嶺

ZENFORCE株式会社 代表取締役CEO
2015年、伊藤忠商事入社。金属資源部門にて経営企画や事業開発に携わり、赴任先のシンガポールで石炭の三国トレーダーとして、各国の市場を新規開拓。2020年に帰国し、スタートアップ向け人材紹介のfor Startupsに従事。2020年12月にゼンフォース株式会社を創業し、代表取締役CEOに就任。

転職市場で営業職の需要が高まっている。商談のオンライン化やサブスクリプション(定額課金)型サービスの興隆など、コロナ禍で変化したビジネス環境に対応すべく、新たな営業職への求人ニーズが生まれているためだ。

そうした中、社会人のキャリアアップを支援するキャリアスクールでも、新たな営業職に特化した本格派スクールが誕生している。ZENFORCE株式会社が運営する、IT・SaaS営業人材育成のオンライン完結型キャリアスクール「ZENFORCE Sales Academy」だ。代表の荻野嶺氏は新卒で伊藤忠商事に入社後、「勘と根性で契約を取る」従来型の営業に疑問を感じ、スタートアップ向け人材紹介会社に転職。仕事を通じて自分と同じ悩みを抱える多くの営業マンに出会ったことが、同スクール立ち上げの原体験になった。

「大手企業に在籍する意欲とポテンシャルのある20代30代の多くが、営業職としてのキャリアパスに悩み、…

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