ブロックチェーンの人材育成、DApp開発支援ツールでどう変わる?

ブロックチェーンが注目される中、高度な知識を要するブロックチェーン分野の人材育成に頭を悩ませる企業も少なくない。「DApp」への学習コスト・開発コストが減れば人材育成の在り方も変わってくる。日本でも今年1月DAappの開発支援ツールがリリースされ、注目を集めている。

圷 健太

圷 健太

LasTrust 株式会社 代表取締役
多摩美術大学を卒業後、20代中盤で動画マーケティングの事業会社を海外(タイ)で起業。その後、2019年2月に経産省主催「ブロックチェーンハッカソン 2019」において、コンピュータ・ソフトウェア協会賞、副賞をW受賞する。2019年8月にLasTrust株式会社を創業。

現在、GAFAに代表される巨大IT企業のサービスが中央集権型だとすれば、多数のユーザーによる非中央集権型(分散型)でインターネットをさらに民主化しようという流れが、「Web3」と呼ばれる。その基盤技術が「ブロックチェーン」だ。

日本で「分散型台帳」とも称されるブロックチェーンの大きな特徴は、ネットワークに参加している多数のコンピューターにデータを分散保持させることで、取引の履歴を残し、不正な取引やデータの改ざん、…

(※全文:1924文字 画像:あり)

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