スカパーJSAT「海のクレヨン」 地球の美しい色彩が開発の原点

宇宙実業社であるスカパーJSATが商品化した「海のクレヨン」は、地球に興味を持ってもらいたいという想いから生まれた。衛星画像を活用した、地球に存在する彩り豊かな美しい色彩から、自分が住む惑星の魅力を伝えるデザインとして、2022年度グッドデザイン賞を受賞した。

矢島 進二(やじま・しんじ)

矢島 進二(やじま・しんじ)

公益財団法人日本デザイン振興会常務理事。1962年東京生まれ。1991年に現財団に転職後、グッドデザイン賞を中心に多数のデザインプロモーションに従事。東海大学、九州大学、武蔵野美術大学等で非常勤講師。

このクレヨンの企画・販売は、「スカパー!」でお馴染みのスカパーJSATだ。同社は日本の民間企業で初めて人工衛星を打ち上げた衛星通信事業者で、有料多チャンネル放送を行うメディア企業として認知されているが、実は「宇宙事業」も手掛けている。

(※全文:1051文字 画像:あり)

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