令和時代の教育デザイン

絵本定額購読サービス「ワールドライブラリーパーソナル」

「ワールドライブラリーパーソナル」は、選書のプロが月齢に合わせて構築した配本ラインナップから毎月定額で届けるサービスだ。世界の絵本を通して様々な文化や多様性を日本の子どもたちに広く紹介している。

矢島進二（やじま・しんじ）

公益財団法人日本デザイン振興会常務理事。1962年東京生まれ。1991年に現財団に転職後、グッドデザイン賞を中心に多数のデザインプロモーションに従事。東海大学、九州大学、武蔵野美術大学等で非常勤講師。

大阪の中之島や岩手の遠野にできた「こども本の森」を始め、各地の文化施設やショッピングモール、あるいはマンションの共用部など、子ども向けの本を選書し自由に見られる空間が増えてきた。しかし各家庭において、絵本を手にする機会は、購入か図書館等での貸し出しぐらいしか選択肢はなかった。

（※全文：1018文字　画像：あり）

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。