自分の名前が載る世界唯一の辞書、小学館「きみ辞書」
「この辞書は発明だ!」と審査会で話題になり、2023年度グッドデザイン・ベスト100を受賞したのが、自分の名前が載ったオリジナル辞典『きみの名前がひける国語辞典(きみ辞書)』だ。小学館が10年かけて実現し、販売と同時に完売を果たした。
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![矢島 進二(やじま・しんじ)](https://cdn.sentankyo.jp/uploads/2021/10/31/WpRMK5yng3VLmb9gi7Cj1wNE9UJ8cfWykNY4lGQx.jpeg)
矢島 進二(やじま・しんじ)
公益財団法人日本デザイン振興会常務理事。1962年東京生まれ。1991年に現財団に転職後、グッドデザイン賞を中心に多数のデザインプロモーションに従事。東海大学、九州大学、武蔵野美術大学等で非常勤講師。
小学館が、園児から小学校低学年を対象に「初めて調べた言葉はなに?」 とアンケートをしたところ、「愛」「林」など、一見、調べた意図がわからない言葉が多かったことが、この辞書を発想する起点となった。実は「愛さん」が「愛」を、「林さん」が「林」を調べていたのだ。
(※全文:1180文字 画像:あり)
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