子ども服を通じ難民・避難民を支援「届けよう、服のチカラ」プロジェクト

ファーストリテイリングは、2013年から「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」を展開している。全国の小・中・高校生向けアクティブラーニングプログラムで、不要になった子ども服を回収、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通して世界各国の難民・避難民へ寄贈する活動だ。

矢島 進二(やじま・しんじ)

矢島 進二(やじま・しんじ)

公益財団法人日本デザイン振興会常務理事。1962年東京生まれ。1991年に現財団に転職後、グッドデザイン賞を中心に多数のデザインプロモーションに従事。東海大学、九州大学、武蔵野美術大学等で非常勤講師。

2005年の愛知万博開催にあわせて実施された学校における環境教育は、子どもたちの環境意識を醸成させた起点となり、万博最大のレガシーになったと言えよう。そして、2年前にやや唐突的に実行されたレジ袋有料化が、これほどスムーズに浸透した一つの要因が、当時の環境教育を受けた世代が成人になっていたからと推測できまいか。学校教育の現場に社会的イシューを取り入れることは、全国規模で特定世代のリテラシー向上に確実に繋がるはずだ。

(※全文:1049文字 画像:あり)

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