文字の論理性とビジュアルによる感性の双方を駆使 札幌発の「庭しんぶん」
「庭しんぶん」は、文字の論理性とビジュアルが刺激する感性の双方を使った新聞で、毎月1万部を発行する。伝えることにおける高いデザインの技術と深い愛情があると高く評価され、2022年度グッドデザイン賞を受賞した。
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![矢島 進二(やじま・しんじ)](https://cdn.sentankyo.jp/uploads/2021/10/31/WpRMK5yng3VLmb9gi7Cj1wNE9UJ8cfWykNY4lGQx.jpeg)
矢島 進二(やじま・しんじ)
公益財団法人日本デザイン振興会常務理事。1962年東京生まれ。1991年に現財団に転職後、グッドデザイン賞を中心に多数のデザインプロモーションに従事。東海大学、九州大学、武蔵野美術大学等で非常勤講師。
札幌の北海道立近代美術館の近くに、とても健やかで居心地の良い施設がある。その名は「庭ビル」。3階建てのビルで、1階は日によって料理人が変わるキッチンと、ロングライフをテーマにした雑貨と家具の売り場、2階はギャラリーと、絵本や児童書、玩具の売り場があり、3階はデザイン事務所、屋上にはミニ菜園がある。商業ビルでありながら、クリエイティブで公民館的な親しげな空気が漂う独特の場だ。
(※全文:1227文字 画像:あり)
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