廃校を活用した体験型宿泊+観光施設 「ユクサおおすみ海の学校」
120年の歴史をもち「日本一海に近い小学校」と言われていた鹿児島県鹿屋市の小学校をリニューアルし、地域の日常生活体験をプログラム化した体験型宿泊施設「ユクサおおすみ海の学校」。2020年度グッドデザイン賞を受賞した。
矢島 進二(やじま・しんじ)
「ユクサおおすみ海の学校」は、鹿児島県鹿屋市の大隅半島の海を望む高台に建つ築45年の市立菅原小学校を活用し、2018年に開設。鹿屋市は過去10年間に小学校10校が閉校となるなど、少子高齢化と若年層の人口減少が九州の中でも顕著な地域だ。元の小学校も2013年に閉校し、他にないポテンシャルを持ちながら、有効な活用方法は決まらずにいた。
(※全文:1077文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。