人間と動物の共存を学ぶ アニマルグランピング「ザ・バンブーフォレスト」
千葉県市原市にある「市原ぞうの国」の姉妹園「サユリワールド」の隣接地に、昨年新しいグランピング施設「ザ・バンブーフォレスト」がオープンした。肌感覚で自然を体験し、人間と動物との共存を学べる施設で、2020年度グッドデザイン賞を受賞した。
写真:秋山まどか
矢島 進二(やじま・しんじ)
千葉県市原市には、国内最多となる12頭の象がいる「市原ぞうの国」と、姉妹園のふれあい動物園「サユリワールド」があるが、どちらの園も園長は坂本小百合氏だ。坂本氏は、タイで象使いの修行を積んだが交通事故により20歳で急逝した息子の哲夢さんをテーマにした小説を書き、2005年には映画「星になった少年」が公開された。
1996年に開園した「市原ぞうの国」は、象がサッカーやダンス、さらにお絵かきなどのパフォーマンスを演じる他、背中に乗ったり、鼻にぶら下がったりと…
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