「ふつう」を知り日本文化を理解するNHKテレビ番組「JAPANGLE」

学校でも家庭でもオンライン教材として活用できる「JAPANGLE」は、社会の最先端で活躍するデザイナーの参画によって制作された、画期的な子ども向け番組だ。

制作陣には、佐藤卓氏や菱川勢一氏など最先端で活躍するデザイナーが参画 声の出演:杏、笹野高史

制作陣には、佐藤卓氏や菱川勢一氏など最先端で活躍するデザイナーが参画 声の出演:杏、笹野高史

矢島 進二(やじま・しんじ)

矢島 進二(やじま・しんじ)

公益財団法人日本デザイン振興会理事 事業部長。1962年東京生まれ。1991年に現財団に転職後、グッドデザイン賞を中心に多数のデザインプロモーションに従事。東海大学、九州大学、武蔵野美術大学等で非常勤講師。

「NHK for School」アプリでも視聴可能

「NHK for School」アプリでも視聴可能

今春から全国の小中学校でオンライン授業が試行錯誤的に行われたが、大きな課題の一つが教材にあったのは明らかだ。従来の教科書やドリルのオンライン化は、先生の負担が大きく容易ではない。

その状況下で活用された教材の一つが、NHK が2011年から学校向けにコンテンツを提供している「NHK for School」だ。

現在、2,000件以上の番組、さらに7,000本以上の動画クリップを用意し、ウェブサイトが閲覧できる環境であれば、いつでも誰でも見ることができ、学校にも家庭内にも学びの機会を提供している。

今回紹介する「JAPANGLE」は、Eテレ放送後も同 School で見ることができる子ども向け番組で、日本の「ふつう」を様々なアングルから観察し、日本のユニークさを発見する内容だ…

(※全文:869文字 画像:あり)

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