琉球大学 アジア・太平洋地域を代表する教育研究拠点を目指す
創立100周年を迎える2050年を見据えた長期ビジョンとして、「地域とともに豊かな未来社会をデザインする大学」「アジア・太平洋地域の卓越した教育研究拠点となる大学」を掲げる琉球大学。教育研究の強化や産学官・地域連携について、2019年から同大を牽引する西田睦学長に聞いた。
地域と国際の両方を視野に
グローバルシティズンを育成
西田 睦
──地域や世界の課題解決に資する人材の育成に向け、どのような教育活動に力を入れていますか。
本学の教育における大きな特徴の1つは、2012年度より全学的に導入した「URGCC」です。「琉大グローバルシティズン・カリキュラム(University of the Ryukyus Global Citizen Curriculum)」の頭文字を取ったものです。沖縄県内および国内各地はもとより、アジアを中心に海外からの留学生が集う本学では、地域と国際の両方をキーワードに、多様な人々と協働しながら社会で活躍できる人材の育成を全学共通で取り組んでいます。
そこでURGCCでは、自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、…
(※全文:4558 文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。