業界をリードする実務家が教壇に 海外実習必修でグローバル人材を育成
学校法人日本教育財団が、日本初のファッションとビジネスの専門職大学を開学した。今後のファッション業界をリードしグローバルに活躍する人材をいかに育成するか。外務省や文化庁などの経験を持ち国際的に活躍してきた国際ファッション専門職大学学長の近藤誠一氏に聞いた。
──専門職大学開学の背景をお聞かせください。
近藤誠一
学校法人日本教育財団は、ファッション関連の専門学校「モード学園」を運営していますが、デザインや技術だけではなく業界の課題に応えられる人材が必要ではないかという問題意識がありました。
専門技術・知識を備えつつ、クリエイティビティを生かして起業や商品開発、新しいサービスを生み出すなど、レールの上を走るのではなく、新しくレールを敷くような人材を育てるにはどのような教育が必要なのか検討してきました。
従来の教育制度では難しいと思っていましたが…
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